京の伝統を次代へ繋ぐ古民家リノベーション
京町家の趣を感じさせる為に欄干などのしつらえにも細部にまで渡ってこだわり、外部と内部を共に塗装技術を使って古さを再現しています。
元々外部であった箇所に屋根を足して土間を造りました。
塗装技術で昔の土間のように仕上げています。
キッチンに繋がるダクトをオリジナルで製作。
トップライトで自然光を取り入れています。
琉球畳は日本製のイグサを使用したものを採用しました。
天井の梁など趣を感じる部材を生かしながら改装を行いました。
ガスメーターを隠す目隠し格子は杉板を焦して古さを演出しました。
改装のポイント
京都の伝統的な古民家をリノベーションさせて頂きました。
長い年月をかけた経年変化により円熟と深みが増した京町屋ならではの味わいを生かしながら、当社が培った独自の塗装技術等を駆使して伝統を感じる趣が次世代へ引き継がれる改装を行いました。
愛着のある生活スタイルを残す為に間取りを生かしながら、劣化により取り換える必要がある部材を交換し断熱性能などを改善した快適さがプラスされた住まい作りを目指しました。新たな部材で改装を行う際には、杉板を焦したりする事で風合いを元々の部材と調和させたり、ダクトも独自に作成するなど古民家の特徴や味わいが残るように様々なアイデアで改装を行いました。
一戸建ての改装内容
現場名：古民家
所在地：京都府京都市東山区祇園町
施工範囲：内装・外装のリノベーション